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第16回JGAギター音楽祭@東京オペラシティ

今日のお昼は、クラシックギターを広めようという団体(JGA=ジャパン・ギター・アソシエイト)の主催する、ギター音楽祭に行ってきました。

当日プログラムを見て知ったのですが、3部構成になっており、
1部:2004年度コンクール優勝者
2部:アンサンブル
3部:ゲスト演奏(押尾コータロー・木村大)


全体的に見ごたえのあるコンサートでした。
特に3部のこのデュオは他では見れないでしょう?
それだけで、今回のコンサートのチケット代の元はとれますよ。

何より、1年ぶりのクラシックのコンサート。
そして木村さんのギターを知ってから5年半ほど。
今日やっと生音聞けました。
そして折角のクラッシクなので、
珍しくスカートをひらひらさせながら、じっくりと。
Lさんのおかげで、手がバッチリ見える席でした。
オペラシティ「タケミツメモリアルホール」は、シューボックス型のホールで
パイプオルガンもあったり、ステージの後ろや横からも見れるスタイル。
上から見下ろすのもいいかもなぁ。



一部:2004年度コンクール優勝者
各コンクール優勝者4人による、お披露目的演奏。
やっぱり皆さん、優勝者だけあって上手いです。
■大橋さん
先生も既にやっていたりする方のようで、
終始安定した弾きっぷりでした。

■牲川さん
黒いデカメロン、どっかで聞いたことあるんだけどな。
どこだっけ。謎。
独特のリズムの楽曲と、体全体を使って繊細に表現してる姿が印象的。
「私と一緒に旅をしていただけるような演奏を…」
ほんわかしてそうな人だったなー。

■藤本さん
驚くことなかれ、中学1年生です。
しかも今回披露した曲は「どんぐりころころ」を自ら変奏曲にしたもの。
ステージ慣れしているのか、中1にして既に堂々とした貫禄がありました。
指捌きもかなりスムーズ。10弦ギターを見事に操る姿は、
13歳?12歳?だという事をすっかり忘れさせてくれたなぁ。
10月9日(日)の9:00~「題名のない音楽会」
に出演するそうです。

■松田さん
一番目のアクトだったんですが、一番感動したので最後に書きました。
演奏は緊張のためか固めでしたが、彼のギター歴を聞いてびっくり。
司会「いつからギター、始めたんですか?」
松田「高校からです
弦楽器のクラシック演奏者は小さい頃から、教育を受けてきた人が多い中、
16歳?で楽器をはじめ、今現役の大学生なので、たった6年くらい。
やれば出来るんだ!!という事を強く感じました。
努力は並ならぬものがあったんだろうなぁ。

-休憩-

第2部:アンサンブル
1団体目は、素人をギター誌で公募して集めて練習した団体。
こんなにギターが揃うとかなりインパクトあります。
初めてマンドリンのオケを見たときに似たような衝撃でした。
それにしても、一口でギターとはいっても、色々あるんですね。
今回の編成は、ソプラノアルトチェンバロプライム
バスコントラバスギタロン
やった曲は「日本の四季」より「一月一日~春が来た~春よ来い~夏の思い出~村祭り」。
多くの人が耳にしたことのあるだろう、童謡をモチーフにした楽曲でした。

2団体目は新堀ギターフィルハーモニーオーケストラ
この団体は、視覚的にも面白かった!!
金髪だったりロン毛のギター弾きさんや、
オペラ歌手もビックリなドレッシーな服を来た女性の団員さん、
フルートとティンパニーもある華やかなステージでした。
全員で息吸ったりする音は、あたかもブラスの演奏会を見に来たかのよう。
フルートやギター以外の楽器があると、
ますますギターの音の繊細さが浮きぼりになりますね。
この団体のコンサートがあったらちょっと見てみたいかも。
ピチカートポルカ、迫力がありましたね。
団体でしのび足してるみたいで、面白かったです。

-休憩-

第3部:ゲスト演奏
まずは木村大さんから。
初めてコンサートに行った私が言うと説得力ないけど、
彼の魅力は以前から曇らないクリアな音の響きと、
高音の音の丸さだと思っていて。
以前のアルバムではどちらかというと技巧的で
力強さを前面に出していたような印象があったけれど、
今日の演奏聴いたら、よりクリアに、そして情感の表現もより豊かになったような。
何せ、ギターに触った事もないので、大口は叩けません。汗。
クラッシックだったけど、
彼のはそんなにクラシックぽくないと思うんですが。どうでしょう。

演奏した曲目は
レッティング・ゴー/A.ヨーク
アルバイシンの丘/A.ヨーク
ムーンタン/A.ヨーク


ムーンタン以外は、新アルバム「カリフォルニアの風」から。
いやー、良かったわ。
新アルバム聞いてなかったけど、聞きたくなっちゃったよ。
惚れ惚れする音でした。
でも、やっぱりあの髪は切りたい。笑。

次は押尾コータローさん
アコースティックギター弾きの彼が、ここに呼ばれるというのは
そうそうないということらしい。
私には同じ楽器同士なのに(詳しく言えば違うけど)、
交流が少ない方が疑問だったわけで。
積極的にもっとこういう機会はもった方がいいんじゃないかな。
クラシックを専門にするときでも、他のジャンルの音楽を聴いて
クラシックを外から見るのは、貴重で良い経験だと思う。

やった曲は

戦場のメリークリスマス
太陽のダンス
ボレロ

この前、Lさんたちと予習の(笑)DVDを見たおかげか、
知っている曲ばかりでよかったです。
爪の作りがやはり気になりましたけれど。
どの曲もリラックスした状態ですんなり心に入ってくるメロで
音も押尾さん独特の「ちゃら~~ん☆」っていうのが生で拝めて大満足。

続いて二人のデュオ。
カリフォルニアの風
サンバースト
約束

サンバーストーーー!!!
前に村治佳織さんが車のCMで演奏していたので知ってる人もいるかも?
この曲のかなりの大ファンです。
押尾さんのパーカッシブで伏線を張ってくるギターと、
木村さんのギター。きゃー。静かに悶絶してました。

「また2人でやろうや」という約束の意味もこめつつ、
押尾さんのナンバー「約束」。良いメロですね。
すっかり浸りながら、次なる会場へと向かう。
それはまた後ほど。

追記
やっぱりクラシカルなコンサートは落ち着くなぁ。
スタンディング減らして、こっち系に行くのを増やしたいかも。
(うーん…でも、恐らく無理。笑。)
ノリではカバーできない演奏者の緊張感漂うステージに
同席するあの緊張感がたまらなく好きなんだな、やっぱり。と実感。
それにシーティングだと私と演奏者の世界にどっぷりはまれる。
そこが魅力的。
スタンディングは、あの体育会系なノリ(?)が結構好き。
自分も解放できるところも素敵だなぁ。
お客さんの反応がダイレクトに見えるところも戦いっぽい。
あぁ、どっちも魅力的で困っちゃう。笑。<馬鹿



by kanznote | 2005-09-23 16:48 | 音楽 - 五線譜活動 -

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